「子どもの声アンケート」に回答を寄せた子どもたちの生の声を聴け

昨年の3月、長野県子どもの貧困対策推進計画が出されてから10か月が経ちました。この貧困対策推進計画立案に先立って実施された「平成27年度 長野県ひとり親家庭実態調査」は、その回収率の高さや「子どもの声アンケート」を実施した点で、全国的に高い評価を得ました。

私たち長野の子ども白書編集委員会では、「子どもの貧困」の実態に迫り、その可視化を図ることに取り組んできましたが、県が実施した「子どもの声アンケート」に回答を寄せた4,467人の子どもたちの生の声に注目しています。

本日、長野の子ども白書執筆者有志が、この調査結果のさらなる分析と周知のための研究チームをつくり、県こども家庭課にご相談に上がりました。このアンケート調査の集計と分析に携わった、ひとり親家庭係長・中村竜生さんはじめ2名の担当者の方と初めてお話しする機会を得ました。何よりも、「子どもたちの声」に応えたいという思いで、これから具体的な作業にかかりたいと思います。
ご多用の中、機会を設けて下さった県の担当者の方に深く感謝申し上げます。調査を実施した県にはせっかくの優れた調査結果を有効に活かし、「子どもの声」が教えてくれる多くのことに学び、広く県民に発信し、その思いに応える責任があります。

長野の子ども白書がそのお手伝いをすることができれば幸いです。

県が施策として打ちだしたモデル事業の評価が行われます。
居場所事業については以下のようにフォーラムが予定されています。

「信州こどもカフェ推進フォーラム」を 平成 29 年2月 20 日(月)に開催します
http://www.pref.nagano.lg.jp/kodomo-katei/kensei/soshiki/soshiki/kencho/kodomo/


Posted by 長野の子ども白書編集委員会. at 2017年01月17日21:22

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。

コメントを書く

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。