子どもの自殺・学校や教育委員会の対応に問題はないのか。

子どもの自殺・学校や教育委員会の対応に問題はないのか。

「埼玉県川口市立中学校の在学中にいじめを受けて長期の不登校になったと学校や市教育委員会に訴えていた川口市の小松田辰乃輔さん(15)=県立特別支援学校高等部1年生=が8日未明、自宅近くのマンションから飛び降りて死亡した。自宅から「教育委員会は大ウソつき」とノートに書いた遺書が見つかった。」(Yahooニュースから)

■未成年者の自殺について、内閣府も長野県も「重大な課題」として取り上げています。文科省による学校の調査では長期欠席や不登校の原因として「いじめ」は、さほど多くは無いと言う結果です。(長野県も)たとえその割合が最多でなかったとしても、心が弱っている時に安心して戻れない学級集団は、何かしらの課題を抱えているはずです。

■たとえば、先生は何を大事にしているだろうか。

安心して弱音を吐ける居場所だろうか
ひとりひとりのちがいやまちがいを大事にできるだろうか
おたがいを思いやる心の余裕があるだろうか
元気のない時も安心していられるだろうか
どんなことも対話する習慣があるだろうか

それともこんなクラス?
みんなそろってまとまりがあるだろうか
みんな明るく元気にがんばっているだろうか
教師の指示やきまりを守っているだろうか
テストの平均点が上がるようにがんばっているだろうか
いじめや不登校がないクラス

■「いじめのない学校」「いじめのないクラス」って、大人の要望であって
子どもたちの世界はいじめに満ちているし、ターゲットにならないように汲々としています。


Posted by 長野の子ども白書編集委員会. at 2019年09月10日22:23

この記事のコメント

どれだけこういうニュースを聞くことだろうか。その度に心が痛む。悔しい。
ごめんなさい今はこの言葉しか出てこない。
Posted by コヤマ at 2019年09月10日 22:50
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