今やりたいことをやる高校生・大西彩桜さんのこと。視線は海外へ。

長野の子ども白書編集委員会

2023年09月26日 20:11

今やりたいことをやる高校生・大西彩桜さんのこと。視線は海外へ。

日曜日の信毎ユースてらすに、SDGsの実践として、高校生大西彩桜さんが紹介されていました。あんまり大きな記事で目に入らなかったのか、気が付かずにいました。そうしたら、日曜日開店の「回る周るハウス」に来たサポーターの方が「今朝さくらちゃんの記事大きく出てたね!」と言うのでびっくりしました。さくらさんは回る周るの高校生サポーターとしてずっと手伝ってくれています。さくらさんはボランティアとして活動していましたが、とても主体的で、子ども用品や衣類をリサイクルで循環する活動の意義や目的をポスターにしたり、運営の工夫を提案してくれたりしました。中学生がボランティアに来て動画制作をしたときには、みんなをまとめてアドバイスしたり援けたりしてくれました。しばらく姿を見せなくなることもありましたが「勉強も忙しいのだろうな」と思っていたら、この記事を読んで謎が解けました。

彩桜さんにはやりたいことがあって、きっとそのために大学進学もそのための準備もあるのでしょうが、「今やりたいこと」に向かっていると記事には書いてありました。将来は発展途上国の支援に関心を持っている彩桜さんは、昨年夏のカンボジアでの体験から「子どもたちに手洗いの大切さを伝える絵本を作って贈る」活動のプロジェクトを立ち上げたそうです。すごいね!!進学校の生活から通信制の高校に転入して「自由な時間」を生み出して、勉強も活動も「今やりたいこと」をやるのだそうです。うーん。なるほど。

紙面の真ん中にすっかりお姉さんになった彩桜さんが絵本を手にする画像が。

そんな中でも時々「回る周るハウス」に現れて、散らかったスタッフヤードを片付けたり、おもちゃを探す子どもとお話ししたりしてくれる彩桜さんが、大きな夢に向かって型にはまらない生き方を見せてくれるのがとてもうれしいです。新しい時代。