長野市に市長公約の「子ども総合支援センター」開設。本格稼働。

長野市に市長公約の「子ども総合支援センター」開設。本格稼働。

■「市長が公約すれば実現する」と言うことを目の当たりにすると、選挙も「公約」を確かめておく必要があるのだな・・・と実感します。

■「子育て支援への要望が多い」という有権者の期待の中身は何だろう?「相談するところが無い」でしょうか?それとも個々の課題は明瞭で、それに対する施策が不足している・・・ということでしょうか?「子育て支援に予算を」と言う事ではないでしょうか。

■子育て世代が要望していることはたくさんありますが、それは「個人の問題」ではなく、公的支援の拡充を期待しているのであって、その本当のニーズに応えて欲しいです。たとえば保育所問題(保育士不足・待遇改善)(小規模保育園を存続)(低い保育基準改善)など。まず予算をそこに。

■「どうしたら子育てしやすい自治体になるのか」を考え、すでにある課題解決に取り組む「センター」になって欲しいです。

■おかしな良い方かもしれませんが、支援窓口や相談窓口を増やすと、どんどん当事者の困りごとが個人の課題として「吸収されて」しまい、根源的に制度や施策の具体的対処に「つながらない」から不思議です。養育力の不足然り、経済的困窮然り、「がんばりましょうね」と当事者を励ます前に「何か行政としてできることは無いか」と、いうところで思考停止せずに本当に「解決の方法」を施策に反映してほしいです。

■ぜひそこのところを「稼働」してほしいです。


Posted by 長野の子ども白書編集委員会. at 2022年05月10日07:39

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