親のお金の使い方と子どもの自立の関係

「親のお金の使い方と子どもの自立の関係」

このような視点で考えたことがありますか?2014長野の子ども白書に執筆予定のファイナンシャルプランナーさんからいただいた原稿の一部をご紹介します。セミナーや小中学校での出前授業を希望される方はご連絡下さい。もし親のお金の使い方によって、子どもの自立が阻まれたり逆に促されたりするとしたら・・・。興味あるテーマです。(以下は原稿の一部です)

 子育てをしながらファイナンシャルプランナーの資格を取得し6年になります。現在は、子育て中の家族を中心に、お金に関する相談をお受けしたり、セミナーを開催したりするなどして、お金の正しい知識を多くの方々にお伝えする活動をしています。「お金の問題」は、収入や財産の多い少ないにかかわらず、どんな人でも少なからず持っているものです。しかし多くの場合、その問題を外に出すことはなく、蓋がされたままになっているか、その小さな問題ゆえに気がついていない場合も多くあります。たとえ「お金の問題」になんとなく気がついていたとしても、それを相談すると言うことは、我が家の台所事情を他人に見せることになるのですから、今何とかなっているのであれば、わざわざ相談をしないのも当然です。世の中で起こっている問題・・・ネット依存の子ども、奨学金を返せない若者、買い物依存に陥ってしまう女性、詐欺にあってしまうお年寄り、住宅ローン破綻になってしまう家族、そして誰もが不安に思っている老後の資金。どれも「お金の問題」が大きく関係しています。私は、蓋をして隠された「お金の問題」に少しでも早く気がつき、対策をとることが必要だと考えています。病気は予防が大切だということが一般に知られています。大きな病気も早期に発見できれば、身体の負担もお金の負担も少なく治療することができます。お金の問題も予防が大切です。早い段階で家計の問題に気がつくことで、将来起こりうる大きな問題を防ぐことができるのです。

Posted by 長野の子ども白書編集委員会. at 2013年11月22日21:26

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