来年度は子育て給付金中止、低所得者向けも圧縮ですって。


来年度は子育て給付金中止、低所得者向けも圧縮ですって。

 時事通信 の記事によれば、政府は18日、4月の消費増税に伴う経済対策として、子ども1人当たりに1万円を配った子育て世帯臨時特例給付金について、2015年度は中止する方針を固めました。低所得者向けの給付措置は継続するものの、金額は1万円から6000円に圧縮します。消費税率10%への引き上げ延期による財源不足が理由です。同給付金は、消費税率が5%から8%に引き上げられた際、子育て世代の負担を軽減するため支給されたましたが、消費増税延期で社会保障に充てる財源が限られるため、中止することにしたそうです。
 住民税が非課税の低所得者向けの簡素な給付措置は、生活必需品などに軽減税率が導入されるまでの暫定措置で、4月から来年9月までの1年半の間の食料品購入への影響を踏まえ、原則1万円を支給、年金受給者には5000円を上乗せしました。これについて政府は、来年10月から1年分の支給額を一律6000円とすると決めました。(時事通信の記事から抜粋)

■それは選挙前に発表するべきでしょうに。ひどいな。しかも、「軽減税率導入」って、本当に低所得者に恩恵があるのですか。重くのしかかる子どもの教育費や、一見生活必需品ではないように見える文化的・教育的環境のために必要な費用を、増税でさらに手が届きにくいものにしていくでしょう。増税に頼らない予算をはじめから子どもの教育費無償化・医療費無償化のために使えば恩恵はもれなく行き渡るのに。 

Posted by 長野の子ども白書編集委員会. at 2014年12月20日21:51

この記事のコメント

生活保護の不正受給が問題に上がるが実際は受給者の0.5%。その0.5%に目くじら立てて支援を現実下げて、何が社会保障かまるでわからない。貧困には様々な問題があるが、例えば難病に指定されていない難病患者は働く事も出来ず、収入がない上支援もない。結果治療も受ける事が出来ずに更に病気は悪くなる。目に見えにくい障害を持つ人達も支援は少なく理解されず、困窮した生活をしている人が多い。イギリスの貧困の定義には人生にはお金が足りなくなる時期が三回あると。1.子供が生まれ子育てしている時期。2・社会に出たばかりの時期。3.退職後の老後。今の日本はその明らかにお金が足りなくなる世代を苦しくしている。貧困の連鎖はこれでは断ち切れない!格差は益々広がり普通の人がいなくなる。我が家はそれでも、子供に文化的な習い事を止めない!生物として生きているんじゃない!人間として生きている!自分がしてやれる事は自分の食べ物を減らしても病気の治療を止めても人間の尊厳を守ってやる位しか出来ない。そう言う時代、そう言う国なのかも知れない。日本は転換する行動がない!良い変化が起きない!せめて子供にはチャンスが与えられるようにしてもらいたい。
Posted by 太陽の破片2 at 2014年12月21日 00:25
騙す政府が悪い。
国民は騙されっぱなしと思う。

大事な情報は自分で調べないといけない。
最近、貧困が進むのは製造業が海外へ生産を移転するからだという誤った誘導に騙されていることに気付いた。
http://sightfree.blogspot.jp/2014/12/blog-post_22.html
のサイトに書きましたが、製造業全体の就業数は国民全体の就業数の6分の1に過ぎない。
民間(頑張っている製造業)に全ての責任があると思わせ、背後の(働かない)政府の政策の責任を隠す騙しがあったのに気付いた。

トップ=政府の体質が良くならなければ、国民に恩恵が及ぶことは無いと思います。
表面的な宣伝と誤りへの誘導に騙されない賢さを、自分で深く考え・調べてつかみ取っていきたい。
Posted by sight at 2014年12月23日 11:32
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