長野市に「子どもの権利条例」ができるって!そりゃあ無関心ではいられない。

長野市に「子どもの権利条例」ができるって!そりゃあ無関心ではいられない。

長野市議会内外で「子どもの権利条例の制定を」と議論を続けている「長野市子どもにやさしいまちフォーラム」(長野市)が、現在準備中の市議会に対し「第三者機関『子どもオンブズパーソン』の設置を条例に盛り込むように」求める署名を開始しました。これは、行政から独立した立場で子どもの相談や救済に当たる、子どもの権利を守るために欠かせないものです。「子どもの権利条約の実効性の試金石」(あるとないとでは大違い)です。子どもの権利条例下の相談・救済機関は、行政や組織の(大人の)責任能力を問うものでは無く、子どもへの人権侵害そのものを問い、子どもの権利を保障するために子どもの願いや希望に沿って「解決」に伴走します。この機会に「わたしたちも子どもの権利条例に期待しているよ!という声をあげたいと思います。

子どもオンブズパーソンに相談するとどうなるの?
「つらい」「なやんでいる」「暴力を受けた」「いじめられた」「誰かに助けて!って言いたい」
そんなときに「子どもオンブズパーソン」に相談できます。
★子どもが希望しないのに、学校や家の人に連絡することはありません。
子どもにとって一番いい解決方法を一緒に考えます。
調査や話を聴くことを通して
子どもが「もう大丈夫」「安心した」と思えるまで一緒に考えて手助けします。

・・・議会で市長さんは「長野県には子ども支援条例下の支援センターがあり、そこに相談できるので、長野市に作らなくても大丈夫」と答えましたが、長野県子ども支援条例は、子どもの権利条例ではありません。子どもの権利条約の精神に則るという文言も「子どもの権利」という言葉も一言もない、大人のための条例です。支援センターがどのような働きをしているか(報告も無いのでわかりませんが)相談した子どもが「救済された」とは思っていないのが事実です。

★県下では、子どもの権利に関する条例を制定している松本市には、独立した相談機関(心の鈴)があり、多くの子どもたちを救済しています。市の子ども施策も、子どもの権利条例によってすすめられています。子どものしあわせにとって、大きな力を発揮しています。

さて、長野市の条例がどんなものになるのか、無関心ではいられません。

ワークショップを開きます。
「長野市に子どもの支援条例ができるって!!」

2月2日2時から5時 長野市ふれあい福祉センター4階第2会議室
関心ある方はご参加ください。

お問い合わせ:090-3806-9332(長野の子ども白書・小林)


Posted by 長野の子ども白書編集委員会. at 2024年12月24日08:27

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